継続は力なり
「継続は力なり」
この言葉を聞いたことがない人はほぼいないと思う。
何事も継続するためには、大変な努力が必要であり、その努力の積み重ねがゆくゆくは大きな力になるということだ。
アフィリエイト等のネット副業についても同じことが言える。
しかし、アフィリエイト等のネット副業に関する書籍やネットの情報は、
「3ヶ月で1000万円稼ぐ」
とか
「秒速で1億円稼ぐ」
とか
どうも、すぐに大金が稼げるような言い方をしているものが多い気がする。
「できるのであれば、すぐに収入を得たい!」
「副業に割いている時間はそんなにないから、短時間で成果をあげたい!」
「ネットってデジタルってすごいだろ!すごい稼げるんだろ!」
まぁ、こんな感じに考えている人が多いだろうから、タイトルも「すぐに稼げる!」系のタイトルの本や情報商材が売れるのもわかるのだが、
そんな簡単に稼げたら苦労しないわ!!というかそんな簡単に今まで稼げたことあんのかい!!!??
というのが私の本音である。
実際にこの甘い言葉にそそのかされて、アフィエイトに取り組み始める人を多く見てきた。不思議なことに1ヶ月と続かない人が大半である。3ヶ月続く人は99%いないんじゃないかくらい、皆いとも簡単にやめてしまう。
その要因としては始めるのにお金もほぼかからないというところがあるのかもしれないが、簡単にやめすぎなのでは?と思う。
アフィエイトに取り組む人は地道にコツコツと努力をする覚悟をもたんといかんということで、その必要性がどうも実感がわかないなーという人のために、アフィリエイトで収入を上げる仕組みから逆算して、どれだけ地道な努力が必要なのか実感してもらうべく要素を分解して説明していきたいと思う。
逆算して気づくアフィエイトで大事な地道な努力
アフィリエイトとは、もう既にご存知だと思うが、あなたと広告主が提携して、あなたのサイト経由で広告主の望む成果(商品の購入だったり、無料トライアルの申し込みだったり)が上がった場合に、その成果に応じて報酬が支払われるという仕組みである。ちなみにその成果のことを業界用語ではコンバージョン(CV)と言ったりする。詳細は「アフィリエイトとは」等で検索してもらえればいろいろ出てくると思うので割愛するが、つまり、アフィリエイターが獲得できる収入は「成果数(コンバージョン数)×その成果の報酬単価」ということになる。
それでは、ここから逆算してどうすれば収入があがるかを紐解いていこう。
収入 = 成果数(コンバージョン数) × その成果の報酬単価
まずは上記の式から言えることは、「その成果の報酬単価」は高ければ高いほど収入は増えることになるが、報酬単価が高いということは、その分ハードルも高いということだ。さらに言うとここはどんだけ頑張ろうと、こちらがコントロールできるものではない(広告主が設定するもの)ので、今回は深く考えないことにしよう。
それでは、収入を増やすのに大事なのは成果数(コンバージョン数)をどんだけあげられるかという話になってくる。
成果数(コンバージョン数) = 広告主サイトへの誘導数 × 成約率(コンバージョン率)
成果数を分解すると上記のような式になる。「どれだけ広告主サイトへ誘導できるか」と「どれだけ成果に繋げられるか、つまり成約率(コンバージョン率)」の掛け合わせである。さらに「広告主サイトへの誘導数」と「成約率(コンバージョン率)」を分解すると下記の式になる。
広告主サイトへの誘導数 = アフィリエイター運営サイトの集客力(SEO、SNSフォロワー数、広告集客) + メルマガ配信数(会員数) + その他人脈
成約率(コンバージョン率) = サイト信用度 × 商品の魅力度
まずは「広告主サイトへの誘導数」の分解式から見てみると、まず大事なのは当然「アフィリエイター運営サイトの集客力」。特に大事なのは「SEO」、つまり検索エンジンでどれだけ上位に表示されるかということ。
これ実際にやってみればわかるが、ちょっとやそっとでは上位に表示されない。しかも検索ボリュームの多い、ビッグキーワードになればなるほどライバルが多くて、競争は激しく並大抵の努力では上位表示できない。
さらにSEOもひと昔前は被リンクを買ったり、他サイトからリンクさせまくることで上位表示させることもできたが、今ではGoogleさんはそれを厳しく厳しく監視しているので、そんなことやった日にはペナルティをくらって検索結果画面から抹消されてしまう。
じゃあ、何でもってサイトを評価されるかといったら、サイトの中身ってわけで、詳細はブラックボックスだけど、検索キーワードに合った内容のコンテンツがしっかりとしたボリュームで要素的に網羅されているか(つまりそのキーワードを検索したユーザーが満足する内容か)ということを重視しているので、しっかりユーザーのことを考えてちゃんとしたコンテンツを用意できないといけないと。つまりは、地道にコツコツとユーザーのことを考えてコンテンツを作りましょうという話になるわけだ。
「SNSのフォロワー数」だってサイトへの集客に繋がるフォロワーっていったら、いわゆるファン的な人になるので、相互フォロー的なノリじゃだめだなってことになって、そりゃまたコツコツと信頼関係気づいて、ブランディングしてファンたるフォロワーを獲得していく地道な努力になるわけだ。
唯一すぐサイト集客力をあげる方法があるとすると「広告」だ。リスティング広告やディスプレイネットワーク広告を配信することになるのだが、それじゃ〜広告費がかかるので、もともこもない。広告配信をしてアフィリエイト広告をやっている人もいるが、それはそういう採算をちゃんと計算して広告費とアフィリエイト収入を天秤にかけて儲かるという算段ができる人がやる芸当なので、なかなか真似できるもんではない。それこそ、そこに至るまでに幾多の失敗を乗り越えてきた玄人向きのやり方といえよう。
続いて、「広告主サイトへの誘導数」に繋がる要素としては、「メルマガ配信数(会員数)」があるがこれも「SNSのフォロワー数」と同じようなものだ。なんなら「SNSのフォロワー数」よりもハードルが高い。Facebookやtwitterのフォロワーであればワンクリックでポチッとなという感じだが、メルマガはメールアドレスや名前等の情報を登録する必要がある。さらに、メルマガの場合は「本当にこの人の情報を定期的に受け取りたい!!!」と思わなければなかなかメルマガ会員になってくれないと考えるとSNSのフォローよりもハードルが高いと言えるだろう。
そして、「広告主サイトへの誘導数」に繋がる要素の最後は「その他人脈」である。例えば有名なアフィリエイターと仲が良いとか、集客力のあるコミュニティみたいなものに属しているとか、はたまたリアルでものすごい数の友人がいるとか、、、まぁこれが一番難易度が高く、ありえね〜という話なので、もう努力がどうとか、才能がどうとかそういう話ではない。
ということからわかるように
「広告主サイトへの誘導数」を上げたければ、地道にコツコツとユーザーのためのコンテンツを書き続けましょう!そして、サイト訪問者との信頼関係を築き、ブランディングをコツコツと行いましょう。というなんとも継続は力なり!!
という話になってくるのだ。
え〜い!では「成約率(コンバージョン率)」をあげようじゃないかと思ったとしても「成約率(コンバージョン率)」の分解式を見てみると「サイト信用度」と「商品の魅力度」の掛け合わせになっているので、もうわかるだろう。
またしても「信用度」つまり「信頼関係の構築」である。「信頼」とはそんな簡単に築けないことは皆さんもお分かりだろう。コツコツと築くものなのだ。
もう一つの「商品の魅力度」はというと、これは我々ではコントロールする術はない。そもそも商品の魅力度に欠ける案件に関わるのはやめたほうが良い。努力や才能があっても商品の魅力がないと売れないに決まっている。
ということで、結局「成約率(コンバージョン率)」をあげるためにもコツコツと地道にサイト訪問者との信頼関係を築いていく必要があり、継続は力なり!!という話になるのだ。
これでアリフィエイト等のネット副業で稼ぐためには「継続は力なり」、地道な努力をコツコツと積み上げることの重要さがわかっただろう。
ただ、無心に続けていても意味がない、、、という言葉は一旦掻き消せ
まぁしかし、こんなことを書くと一部のアフィリエイターの方々から、「根性論だけではダメだ!」とか「ただひたすらにコンテンツを作っていても非効率だ!」という意見が出てくると思うが、
そもそもそんな効率的に最初からできるわけねーーーー!!!!!
できたら苦労はしないんだーーーー!!!!
私の時間を返せーーーーー!!!
貴重な休日の隙間時間を使って地道に頑張ってきたあの時間を返せーーーー!!!!
という話になってしまうので、
今収入を得ているアフィリエイターの皆さんも胸に手を当ててよく考えて欲しい。自分の昔を思い出して欲しい。最初からうまくいかなかったよね。あの時は大変だったよね。よく続けた!自分偉いぞ!!あのときやめなかったから今の自分があるだ!!という何とも言えないアツい気分になってこないだろうか!くるだろーーーー!!!!
そうだ。最初は無心にとにかくコンテンツを書き続けるのだ。
とにかくある程度、コツコツ努力できれば収入は誰でも得ることができる。
とにかくまずは収入を得ることだ。
余計なことを考えてはいけない。
近道なんてない。
最初はとりあえず「愚直」に、まずは1円でも収入を得ることを目的としよう。
収入を得られるようになってきたら、
少し希望の光が見えてくるだろう。効率的なやり方も少しづつ見えてくるだろう。
でも今は、愚直にコツコツとコンテンツを作るのみ!
継続は力なり
電春